一老人の思い込み

老人の目から見た日本と世界

野々村事件と舛添氏の辞任

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第1幕、野々村事件、第2幕、舛添氏辞任、第3幕?

 

 

野々村事件

2016年7月6日神戸地方裁判所は元兵庫県議会議員の野々村被告に対し政務活動費の不正流用による詐欺等の罪で懲役3年執行猶予4年の判決を言い渡した。野々村氏は在任中に3年間で344回の日帰り出張をしたと嘘の報告をして910万円余りを騙しとったとされるものである。

 

号泣議員

野々村氏の号泣会見がYouTubeや欧米のメディアで世界的に有名になってしまった。議員のの政務活動費の使い方について、国民が注目するようになった。

 

野々村効果

事件以降、兵庫県議会は世界的に注目され、国民のひんしゅくを買ったことに対する反省から、政務活動費の透明性を高めるために、議員に活動内容の報告の提出を求めることにした。議員に対して、調査内容や調査地、移動方法等詳細な記述を要求した。さらに、報告内容を兵庫県議会のホームページに公開した。兵庫県議会の政務活動費の返還率が事件前は12%だったのが、返還率が30%に急増した。地方によっては、財源不足から、役所の耐震化工事ができないところもある、不正を働いている議員は恥を知るべきである。不正を働く議員を選んだ選挙民も選んだ責任が問われる。選挙民は投票した議員の行動をチェックする義務がある。

 

国際政治学者

政治家の金の使いみちについて国民の目が厳しくなったことに注意を怠った知事がいた。ご存知、舛添氏である。彼の専門は国際政治であるそうだが、国内の政治には関心が薄かったようで、野々村事件が知事としての金の使い方が問題になることを想定していなかったようである。メディアの餌食となり、参議院選挙で与党から守ってもらえず、辞任に追い込まれてしまった。

 

第3幕の主役

政治資金規正法など議員に関する法律は、政治家が自身の政治資金の使用に制約を掛けたくないために、ザル法になっている。法の不備から議員の多くは叩けば埃が出る状態である。メディアはビジネスのために獲物を探している。小池百合子議員がメディアの餌食にならないことを祈るばかりである。

 

 

まとめ

  • 野々村被告に政務活動費不正流用で有罪判決
  • 号泣議員が兵庫県議会をクリーンにした
  • 国際政治学者は森を見て木を見なかった
  • 第3幕主役降板の恐れ