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政治経済の動き

世界と日本の政治経済の考察

リオデジャネイロ・オリンピック参加のリスク

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命がけのリオデジャネイロ・オリンピック参加

 

 

2016年8月5日から21日までリオデジャネイロ・オリンピックが行われる。現地ではオリンピックムードが高まっている。

 

しかし、リオデジャネイロ・オリンピックの参加に辞退者が続出している。

 

オリンピック参加辞退者と参加者

リオデジャネイロ・オリンピックの参加を辞退する選手が続出している。特に多いのがゴルフ、テニス、バスケットボールのプロの一流選手である。これらの選手はオリンピックよりプロの試合を優先している。健康や治安の問題のみならず、名誉のみで、賞金も出ないことから、無理して出場する必要がないと考えているようである。それに対して、ジカ熱により影響が多い女性の選手はほとんど辞退していない。極論すれば、プロとして活躍していない選手に取っはオリンピックでのメダル獲得は今後の競技人生を続けるために絶対必要な4年に1度の機会である。日本のオリンピック選手団の世話役は選手が自己の競技だけに集中出来るように、治安面と安全面に慎重に対応する必要がある。

 

治安の問題

昨年リオデジャネイロ州で発生した強盗事件は8万件であり、白昼強盗に会う危険性も高い。

 

外務省はブラジル・リオデジャネイロ州に関する安全情報を出している。要約すると、リオデジャネイロ州では非常に高い頻度で一般犯罪が発生しており。麻薬に絡む組織的な犯罪も多発している。多くの犯行には拳銃が使用され,抵抗すると殺害される可能性が高い。観光地においても凶悪犯罪が多発しているため油断禁物である。

 

強盗の手口としては、ATMで現金を引き出した後が危険で、後をつけられ奪われるケースが多発している。車の乗り降り時や車の停車時に銃をつきつけられATMで現金を引き出させて奪う事件や、車を奪い、人里離れた所で解放する事件が多発している。カードで支払う際はスキミングに注意する。利用明細はその場で確認する必要がある。ブラジルでは1人歩きは危険であり、価値のある物は人目につかないようにする。路上での犯罪や、路線バス内での強盗事件も多発している。タクシーも正規の乗り場から利用する。銃撃戦や強盗を避けるために、深夜から未明の時間帯の空港の利用や幹線道路の通行は避ける。

 

治安の安全対策

ブラジルでは日本での常識は全く通用しない。外務省の安全情報によると強盗から逃れるすべはない。人通りの少ない通りは1人で歩かない。人通りのある通りでは、人から距離をおいて歩く。後ろから狙われないように注意する。カバンがひったくられないように注意する。バイクの音が聞こえたら壁際に寄る。流しのタクシーは使わない。出来る限りクレジットカードは使わない。ATMで金を引き出した後は尾行に注意する。車を使うときは、ドアをロックして、カバンは座席の下に隠す。油断すれば強盗に出会い、命を失う場合もある。

団体で車を利用した移動は比較的安全である。

 

健康の問題

ブラジルで昨年より健康面で問題になっているのがジカ熱である。ジカ熱は蚊を媒介としたウイルスで妊婦が感染すると、生まれてくる子供は小頭症などの障害が出る可能性がある。さらに、リオデジャネイロ州グアナバラ湾のセイリング会場の海水の汚染が深刻で、海にはゴミや死んだ魚で溢れている。最近、海岸でスーパ耐性菌が検出されており、海水を過て飲み込むと健康に重大な影響が出る。

 

厚生労働省からブラジルについての安全情報が出ている。要約すると、水道水は飲用に適さず、沸騰水またはミネラルウォーターの飲用を勧めている。消化器系の感染症やウイルス性肝炎が通年発生している。加熱しない魚には寄生虫感染リスクがある。ジカ熱の他デング熱も毎年流行している。ブラジルでは黄熱のリスクがある。また狂犬病も多く発生している。

 

健康の安全対策

厚生労働省では、ブラジルへの旅行者に黄熱、A型及びB型肝炎、破傷風、狂犬病の予防注射を進めている。蚊に刺されないうに、肌用と部屋用の蚊よけスプレーは必携である。

 

まとめ

  • リオデジャネイロ・オリンピックの治安と健康面の危険性
  • 一流のプロ選手は辞退できるが、アマチュアの選手は辞退できない
  • 治安面の危険性と安全対策
  • 健康面の危険性と安全対策