一老人の思い込み

老人の目から見た日本と世界

先進技術で再生医療分野参入

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再生医療の発展には先進技術が必要

 

急成長する再生医療分野

2015年の再生医療の市場規模は約100億円であったが2050年には2.5兆円の市場規模に急成長すると予測されている。医療には無関係な企業の再生医療分野の参入が多くなっている。専門家によれば、一見無関係の企業でも再生医療ビジネスに参入する余地があるという。

 

資生堂の場合

再生医療は総力戦であり、企業が得意な技術を再生医療に応用できる、この技術が再生医療の発展に貢献できる可能性がある。

 

大手化粧品メーカの資生堂は再生医療の技術を使って、薄くなった髪の毛をよみがえらせる臨床研究を2016年の夏から始める。再生医療に特化した研究拠点を神戸市に開設しており、東京医科大学主導で臨床研究を開始し。2年後の実用を目指す。

 

資生堂の毛髪再生は患者の後頭部から毛がある頭皮を直径5ミリ前後の円形に切り取り、専門施設で、髪の成長に重要な細胞を取り出して培養して人工的に増やす。その細胞を脱毛部分に移植すれば、毛髪を支える組織が元気になり、髪がよみがえる仕組みだという。同社が行う再生医療は自由診療となる見込みで費用は10万円以上になる見込みだという。

 

京セラの場合

電子部品や太陽パネルメーカの京セラも理化学研究所とオーガンテクノロジーズ社と共同で脱毛症の治療を共同で研究してゆくことを発表した。脱毛症を再生医療の毛包器官再生で治療するものである。2018年までに、治療に必要な細胞の大量生産技術を確立して、医療機関からの受託製造することを目指している。3社は2020年の実用化を目標としている。京セラがこの分野を目指すのには、携帯電話や太陽電池の販売が鈍化し2015年度は4年ぶりの減収であったことがあげられる。

 

実用化の先にあるもの

いろいろな先進技術を蓄積した企業が再生医療分野に進出することが予想されるが。専門家は実用化の先にある、一定の品質の細胞を大量生産する技術と保険医療体制で持続可能なサービスが提供可能となるようなコストの削減であるという。

 

まとめ

  • 2050年には2.5兆円の市場規模
  • 企業の先進技術が再生医療分野の扉を開く
  • 資生堂と京セラの再生医療分野への進出
  • 実用化の先にあるコスト削減の問題