一老人の思い込み

老人の目から見た日本と世界

小池百合子候補の勝因と都民が期待すること

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しがらみのない都知事誕生

 

都知事選の候補者

小池候補は石原慎太郎元都知事の働きかけで都知事に立候補することを決意した。小池候補は主要3候補の中で一番早く出馬を表明した。自民党の公認または推薦を求めたが、自民党都連は元総務大臣の増田寛也氏を擁立した。一方野党は民進党が元通算官僚の古賀茂明を擁立するかに見えたが、直前になってジャーナリストの鳥越俊太郎氏を野党共同で推薦候補とした。過去2回に渡り共産社民党の推薦で出馬した宇都宮健児氏も出馬を見送った。

 

自民党都議連の勇み足

自民党都連は推薦した以外の候補者を親族も含め応援したものは除名するとまで文書で警告した。この決定には自民党員の反発を受け、今回の自民党支持者の投票に大きな影響を与えた。

 

選挙終盤戦

選挙終盤になり、小池候補の優勢が伝えられると、与党野党とも自党の推薦候補に冷たい対応が見られた。安倍晋三総理は増田候補への応援には一度も行かず、民進党の岡田代表は投票日の前日に代表選挙不出馬を表明した。いずれも小池候補にとって有利となる自党推薦候補への裏切り行為であった。

 

選挙結果

小池候補の得票は290万票で総得票数の46%を占め、時点の増田候補に薬110万票の差をつけて圧勝した。

 

今回の選挙は4年間で3人都知事が交代し、舛添前知事の政治資金問題や豪華すぎる海外視察が問題とされ辞任することとなり。今回の都知事選は非常に都民の関心を集めた。前回の都知事選の投票率が46.14%から今回は59.73%に急増した。

 

 

政党への影響

増田候補を担ぎ出し、池田候補に推薦を与えなかった自民党都連の責任は重大であり、辞任は避けられない。石原元都知事は増田候補応援で息子の石原伸晃都連会長を援護するために小池候補を罵倒したが、これが裏目に出てしまった。

 

鳥越氏を担ぎだして野党共闘を提唱した民進党の岡田代表は投票日前に党代表選には出馬しないと表明した。

 

自民党の下村博文総裁特別補佐は小池氏出馬の経緯に関しては「反党行為だったことは事実だ」として、党紀委員会で処分を検討すべきだとの考えを示した。この期に及んで、下村氏のような発言を許す自民党も切羽詰まってきた。

 

都民が期待すること

今回、小池候補はいずれの党の公認や推薦をもらっていない、さらに投票率の高い選挙で圧勝したことは都民の高い支持を得たことになる。

 

小池氏は強いリーダシップを発揮することができる。氏の選挙公約は利権追求チームの創設である。そのために、情報公開を徹底して。都議会、都政の無駄の洗い出しお行うと表明している。さらに、舛添問題の決着も図ると言っている。

 

小池氏に都民が期待していることはクリーンな2020年東京オリンピックである。情報公開を徹底的に行い、都議会、都庁、森喜朗氏率いるオリンピック組織員会との黒い関係も白日のもとに晒すことが期待されている。

 

まとめ

  • 政党のお墨付きはもはや効き目がない。
  • ダメな2人の都知事のおかげで選挙民は鍛えられた。
  • 気力ある政治家が選ばれた。
  • 民主政治が機能した。
  • 都民はクリーンな東京オリンピックを望んでいる。