一老人の思い込み

老人の目から見た日本と世界

小池新都知事と五輪利権団体との確執

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2020年東京五輪の巨大利権へのメス

 

ジャーナリストの池上彰氏が、自民党からの推薦を得ずに立候補した小池氏に対して「なんでこんなに皆から嫌われているですか」と質問したのに対して、小池百合子氏は「自民党全部を敵に回したわけではございません」「嫌われることをやることが政治に必要」などと答えた。

 

小池氏は自民党都連に排除される

自民党都連幹部は操りやすい著名人を都知事にして都政を思いのままに操りたいのが本音である。そのためには都政にくちばしを挟む知事は好ましくないのである。それが小池氏が自民党都連の推薦が得られなかった本当の理由である。

 

自民党都連幹部たちは更に自民党の国会議員や都議が小池氏の支援を防ぐために通達を出している。ここには「各議員(親族等含む)が非推薦の候補を応援した場合は、党則並びに都連規約、賞罰規定に基づき、除名等の処分の対象になります」と明記されていた。

 

丸川珠代議員(現東京五輪担当大臣)は増田候補応援で、「スタンドプレーはできるがチームプレーができない人」、「うちわの話に終始する人は必要ない」、「チームプレーが出来ないと物事は何も進まない」、「もめ事を起こして、税金と時間を浪費している場合ではない」と、小池都知事を痛烈に批判した。

 

小池都知事のターゲット

都庁OBの天下りにより、発注価格が高騰した。都庁OBは退職後は反都民の活動をしている。

 

今春、東京都が東京五輪に向けて発注した3競技施設の建設工事を受注したゼネコンに、都幹部OBが天下りしていた。このうち、局長級は14人いた。

 

都庁を退職後も、都庁に頻繁に出入りして、公共事業の入札情報収集や営業活動をして天下り先の入札を手助けしたOBもいた。

 

小池都知事の動き

知事が都議会議長に会談した時、議長は「議会都知事は両輪なので一輪車にならないように」と釘を差し、記念写真の撮影を拒否した。

 

小池都知事は安倍総理と会談し、東京五輪を成功させるためにも、政府と都が協力することに合意した。これにより、自民党都連の小池都知事への圧力が弱まった。

 

都知事と総理の会談で協力が確認されたことから、自民党都連は石原都連会長、内田都連幹事長ら幹部5名が辞任することになった。

 

都知事は外堀を埋めることに成功した、初登庁し「情報公開を進める」と記者団に語った。敗北した自民党都連では、知事を迎えた都議は2人に過ぎなかった。

 

知事は都職員の訓示で「予算や重要政策の意思決定がいつどこでどのように決められたのかを明確にする。何よりも都民ファーストを徹底してもらいたい。」知事就任会見では「都の情報公開が遅れている。知事主導であらゆる情報を「見える化」していく」と強調した。

 

東京五輪で都の負担が高騰した理由は東京五輪組織委員会、都庁、都議会との不透明な関係である。都知事はプロジェクトチームの立ち上げを表明している。

 

これに対して五輪組織委員長の森喜朗氏は都知事に「コンパクトな8キロ圏内の開催は大変カネがかかる、五輪をよく勉強していただきたい」と注文を付けた。新都知事とうまくやっていけるとの質問に「小池都知事次第だ」と答え、自分は奉仕のつもりでやっていると強調した。

 

都知事には、東京五輪を始め都政の利権構造の解明が期待される。抵抗勢力による都知事のスキャンダルのリークもあるかもしれないが、都民は新都知事に期待している。

 

まとめ

  • 東京五輪の利権に群がる勢力
  • 都知事選で推薦される候補とは
  • 利権構造解明への期待