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政治経済の動き

世界と日本の政治経済の考察

退職アメリカ人の海外移住が増加

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アメリカ人の退職後の移住先としての日本

退職したアメリカ人の海外移住が増加

アメリカ人で老後に海外で暮らす人が増えている。米国社会保障庁の調べによると退職した40万人のアメリカ人が米国の養老年金の支給を受けて海外で暮らしている。

 

退職後に海外移住するアメリカ人の数は2010年から2015年の間に17%増加しており、ベビーブーム世代が退職するにつれてこの数は更に増加することが予想されている。

 

人気移住先

退職したアメリカ人が最も多く選択した国はカナダ、メキシコ、ドイツ、イギリス、それに我が日本である。

 

退職者が移住先を選ぶの重要な条件として生活費の安さである。彼らは住み慣れた米国の家を売却して、政府から支給される養老年金で生活している。

 

移住における障壁

しかし、ほとんどの海外移住者には大きな障壁がある。それは、言葉と文化の違いである。

 

海外に移住する退職者の多くは現実問題として医者にかかったり、買い物を行うのにも苦労しているのが実情である。

 

更に、移住した場合、移住先での健康管理も問題となる。

 

日本を選ぶ理由

退職後の移住先に日本を選んがアメリカ人によれば、日本での生活費は非常に高いが、医療費は安いと言っている。「すべてが高くて、養老年金だけでは暮らせて行けない。しかし、日本に暮らす一番の理由は日本の健康保険が使えることにある」と日本を移住先に選んだ理由を語っている。

 

健康保険の他に、退職したアメリカが日本に移住する理由として日本の安全をあげている。多くのアメリカ人が「鍵をかけずに家を留守にしても、何も取られることはない。他の国には、気が休まることがない。」と言っている。

 

退職後に日本に移住するアメリカ人の多くは在日米軍関係者

米国社会保障庁の統計によると、2010年から2014年の間で日本を退職後の移住先として選んだアメリカ人の数は42%増加し、他の移住先と比較して最大の伸びであった。その理由として在日米軍の存在があげられる。

 

日本には5万人以上のアメリカ軍人が駐留しており、そのうち約半数が沖縄で任務にあたっている。

 

視点

  • 退職したアメリカ人が移住先として日本を選ぶ理由は日本の健康保険制度と犯罪率の低さである。
  • 日本の国際化のために、早期の英語教育が始まっている。英語教員として日本に移住しているアメリカ人を有効に活用すれば、日本側は人材不足を解消することができ、アメリカ人は金銭にも余裕ができる他、日本人との交流を通して、より充実した老後を送ることが出来る。

 

 

参考資料: " Growing number of Americans are retiring outside the U.S.", by Maria Zamudio, The Associated Press, 2016-12-29