一老人の思い込み

老人の目から見た日本と世界

トランプ新大統領が導く暗黒のアメリカ

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1月20日にアメリカの悲劇の第2幕が始まる 

後先のことを考えずに暴言を吐き、追求されると、発言の事実を否定する。証拠を突きつけると責任を他に転嫁する。これが次期アメリカ大統領ドナルド・トランプ氏である。1月20日にアメリカの悲劇の第二幕が始まる。

 

女優のメリル・ストリープのスピーチ

女優のメリル・ストリープ氏は1月8日、ゴールデングローブ賞授賞式のスピーチでトランプ氏が大統領戦遊説中に関節拘縮症による障害のあるニューヨーク・タイムズ紙の記者のまねをして、聴衆の面前で恥をかかせたことに対して「アメリカで最も尊敬される職に就こうとする人がこのような屈辱を与えれば、他にも連鎖する。軽蔑は軽蔑を招き、暴力は暴力を招く」とトランプ氏を批判した。

 

トランプ氏のツイート

トランプ氏への批判に対して、トランプ氏は1月9日、「メリル・ストリープはハリウッドで最も過大評価されている女優の一人だ。自分のことを知りもしないのに攻撃した。彼女は大負けしたヒラリーの取り巻きだ」「障害のある記者のまねなどしていない」とツイートした。

 

嘘は嘘を呼ぶ

トランプは自らの嘘で身動きが取れず、更に嘘をつき続けている。

トランプ氏はまだ大統領に就任してはいないが、道を誤り、嘘の迷路をさまよっており、アメリカを混迷の縁に引き込んでしまっている。

 

トランプが聴衆の前で行った最低の行動

トランプ氏は障害のあるニューヨーク・タイムズ紙記者セルゲ・コヴァレスキーの体の不自由な動作を大衆の面前でからかった。トランプ氏は聴衆に向かって「この男を見てくれ」と言って、彼の右腕と手を振り回し、痙攣した素振りを見せて、記者を辱めた。

 

ストリープ氏の痛烈な非難

ストリープ氏は「アメリカ大統領は最も尊敬されなければならない人物がこのような人の道に外れた行為を平気で行うことは大問題である。子どもたちは大統領の真似をして、平然と弱い者いじめを始めるであろう。アメリカ国民は大統領の真似をするであろう。辱めや暴力がエスカレートし、アメリカの良識は失われることになる」と痛烈に批判した。

 

トランプ氏の逆ギレ

トランプ氏はストリープ氏の非難に対して、反省するどころか、逆ギレし、更にそのような辱めは行っていないとまた嘘をツイートしている。

トランプ氏は嘘を平然とつき、追求されると、そのような事は言っていないとまた嘘をつく。証拠を突きつけられると、責任を他者に転嫁する。

 

選挙責任者による擁護

トランプ氏の代弁者であるトランプ選挙責任者ケリーアン・コンウェイ氏は「トランプ氏の発言をどうして額面通りに受け取るのか?」更に「彼を信じることは出来なければ、彼は本心を言うはずだ」と彼を擁護している。

コンウェイ氏が擁護するトランプ大統領がこれから行おうとしている闇を垣間見せている。彼女は我々に先入観を持たないで、トランプの実際の姿を見るように望んでいが、これまでのトランプ氏の発言は良識ある人々を失望させている。

 

視点

  • トランプ氏は尊敬に値しない品格のない実業家に過ぎない。そのような人物を大統領にしてしまった責任の一端は、ロシア大統領プーチン主導によるハッキングを放置し、更にジェームズ・コミーFBI長官の選挙妨害を許してしまった第44代アメリカ大統領バラク・オバマ氏にある。
  • トランプ氏がロシアに弱みを握られ、アメリカを裏切る政策を取るなら、国家反逆罪で訴追される可能性もある。

 

 

参考資料: "Trump, Trapped in His Lies, Keeps Lying. Sad!" by Lawrence Downesjan, New York Times 2017-1-9