一老人の思い込み

老人の目から見た日本と世界

アメリカ史上最大の疑惑 

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トランプはプーチンの飼い犬か?

クレムリンの月間最優秀功労者

トランプ氏はアメリカのユーモア作家であるアンディー・ボロウィッツ氏からクレムリンの月間最優秀功労者だと皮肉られている。

 

アメリカ情報機関からイスラエルへの警告

イスラエルに対してアメリカの情報機関から驚くべき警告がなされ、現地の新聞を賑わしている。警告の内容はトランプ政権はロシアに通じているので、トランプ政権への極秘情報の提供は慎重にすることを求めたものである。

警告の根拠は、英国の元情報部員が収集した資料の内容である。この資料ではクレムリンはトランプのモスクワのホテルでの売春婦とのいかがわしい行為を盗撮し、プーチンはトランプを脅迫する材料に使っている可能性があるとしている。

 

これまでに分かっていること

トランプに関する資料は英国情報局M16の元諜報員クリストファー・スティールにより集められたものである。スティールは「非常に優秀なプロのエージェント」と評価されている。

この資料の収集はトランプのスキャンダルを調査するためにクリントンの支持者の依頼で開始された。数週間後に、調査された資料がFBI、議員、などに渡った。しかし資料の内容は未確認のままである。

 

トランプの大統領適格性

トランプのロシアでのいかがわしい行為に対する脅迫以外で、トランプの大統領としての適格性に問題がある。トランプはプーチンを賞賛し、NATOを批判し、ロシアの戦争犯罪と大統領選の干渉について軽視していることである。

 

トランプと情報機関の確執

トランプはアメリカの情報機関をナチスになぞらえ、資料の漏洩を批判している。次期大統領がクレムリンと良好な関係を持ち、自国の情報機関を中傷しており、両者に深い溝が出来ている。その原因として、トランプは情報機関により自身の周辺の捜査を恐れている模様である。

トランプと情報機関との確執が続くことになれば、職員の士気を低下させ、活動は大きな制約をうけ、アメリカの軍事、外交力を低下させる可能性がある。

 

トランプによるロシアコネクションの強化

トランプはロシアと関係の深い人物を多数役職につけている。元アメリカ陸軍中将マイケル・フリンを新たな国家安全保障問題担当大統領補佐官に任命しているが、彼は2015年にロシアのプロパガンダであるロシア・トゥデイから資金供与を受けている。トランプは更に、アメリカ・エクソンモービルの会長兼CEOであるレックス・ティラーソンを国務長官に任命している。彼らはいずれもプーチンと非常に関係が深いアメリカ人である。

 

FBIによる捜査と長官の不自然な行動

数ヶ月に渡り、トランプ陣営とクレムリンに不思議な接触が会ったことが報じられている。昨年11月ロシア政府はトランプ氏の側近と接触を持ったことを認めている。FBIは昨年夏と秋にトランプがロシアと接触していたことを調査している。しかし、この事実は大統領選挙前には公表されることはなく、代わりにクリントン陣営が不利になるような決定を下した。これはコミー長官の指示によるものかは不明である。

 

今後起こること

最も大きな疑問はトランプ次期大統領ががなぜロシアの味方をしているのかである。

トランプのやり方は通常の外交政策からかけ離れており、ロシアに対してあまりに寛容である。何か重大な陰謀が隠されている可能性がある。

トランプは税務資料の公表を拒否しており、クレムリンとの財務的なつながりがある可能性がある。あるいは公表された資料における蔑むべき脅迫によるものによるものか不明である。

 

トランプ大統領就任後の疑惑の追及

うわさは誤りで不公平なものかもしれないが、存在するのは事実である。うわさが事実であれば、アメリカの情報機関や国自体に計り知れない損害を与えることになる。最良の方法は事実を調べることである。共和党主導による議会により調査及びFBIによる捜査の継続である。

 

視点

  • プーチンとトランプの関係が不明である。トランプがロシアから資金供与を受けていた可能性や、ロシアでの不祥事で脅迫され、ロシアのシナリオ通りに大統領選に勝利し、その後は脅されるままプーチンの下僕となるのかは全く不明である。
  • 米ロのスパイが暗躍する政治劇の第2幕が始まる。トランプの失脚で終わるのか、トランプがロシアの野望を手助けすることになるのか?
  • このようなアメリの大統領選挙の混乱を放置したオバマ大統領の責任は重大である。 

参考資料:"Donald Trump: Kremlin Employee of the Month?" by Nicholas Kristof, New York Times 2017-1-14