読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

政治経済の動き

世界と日本の政治経済の考察

中国の先端兵器は米国からもたらされる

広告

シリコンバレーを制した者が覇者となる 

中国における先端技術研究の現状

米国は先端軍力技術を独占が困難になっている。中国が猛烈に米国を追いかけている。

ペンタゴンが人工知能の軍事利用を考えているとき、中国企業はこの分野ですでに実績を上げていた。中国企業の人工知能の研究開発が世界最先端の域に達している。

 

中国企業のシリコンバレーでの活動

中国のIT企業である百度は米国シリコンバレーに人工知能の研究所を開設し、精力的に先端技術の研究開発を行っている。

中国企業の追い上げにより、米国はロボットや人工知能における技術で世界をリードしているとする軍事戦略の見直しが迫られている。

 

米国の軍事的優位の変遷

米国は1960年代、核兵器において軍事的優位を獲得。1970年代はコンピュータチップを使ったシリコンバレーの技術による電子兵器でリード。現在では、米国の指導者は人工知能とロボットで軍事的優位に立つことを計画。

1950から1980年代まで米国は軍事的優位を確実に維持してきた。コンピュータと材料科学で世界をリードし、機密管理と武器の輸出制限で世界の主導権を握ってきた。

 

民生技術の進歩による軍事的優位の消滅

1980年になると、安価の民生用のマイロチップが出現し、ペンタゴンの軍事的優位を脅かし始めた。現在では、高度な技術は最先端の研究所からではなく、民生品製造企業によりもたらされている。

 

中国による世界の生産拠点からの脱皮

民生品の製造の中心はアジアに移行。中国は最先端の技術である人工知能に対して莫大な投資を行っている。

シリコンバレーが中国の軍事技術向上に貢献

米国には人工知能研究の開かれた環境がある。中国からシリコンバレーに莫大な投資が行われ、最先端の研究が行われている。中国はここで得られた最先端技術を容易に民生用にも軍事用にも活用できる。

さらに、米国の大学は中国の研究者を多数受け入れている。彼らは積極的に高度な技術を学んで、中国の軍事技術の向上に貢献している。

 

中国と米国IT企業との関係

中国政府は中国企業を強力に管理するのみならず、米国企業に対しても影響力を及ぼしている。米国企業は中国市場を維持するために中国政府の要求を受け入れる必要がある。

シリコンバレーの多くの企業は中国市場へ影響を恐れて、ペンタゴンへの協力には消極的である。

 

視点

  • 中国企業は米国のシリコンバレーで先端技術を容易に入手でき、軍事利用が可能。
  • 中国政府は米国企業に対して市場のアクセス制限をちらつかせて影響力を行使。
  • 米国企業は中国が米国に対して軍事的優位に立つことに貢献。 

参考資料:” China’s Intelligent Weaponry Gets Smarter” by JOHN MARKOFF et. al, New York Times 2017-2-3